エアコン取り付け工事用語の解説
建築系や建設系で使われる用語の中にはキャンバス継手と呼ばれる素材が用意されています。
住宅や商業施設、工場や学校などの多くの場所では空調設備の設置が必要とされている場面があります。その際にダクトとして利用されるものになりますが、一般的な構造の住宅では空調機器と排気口が一直線上に設置されていることが多いものですが、そうではない状態として高低差や左右のズレが生じている場所に設置する場面で用いられる継手になります。
材質と強度
キャンバス地で構成されていることから呼ばれる名称になりますが、その目的としては耐震性を持っていることの他に、騒音などを発生させない状態を作り上げることができ、ある程度の余裕を持たせて設置できる環境にあるために、使いやすい資材として活用されています。
低価格でコストパフォーマンスも良し
一般的な金属素材の継手と比較した場合では、予算的にも低価格で販売されていることも特徴になり、経年劣化にも強い素材を用いていることもメリットになります。
お役立ち情報
空調ダクトへの使用
家づくりを行う場面でクーラーを設置する住宅は少なくありません。温暖な地域の場合では現在では必須家電品としても取り扱われているものに相当しますが、クーラーを設置するような場所では空調ダクトを設けることが必要な場面が出てきます。
空気の出入り口を設置することになりますが、対象となる機器と屋外へつながる排気口を結ぶ通り道には住宅によってはキャンバス継手を利用することがあります。キャンバス継手は特に、金属製の継手を使うことが難しいような場所には効果的に利用することができます。
たわみ継手
特性としては振動などを吸収させることができ、一定の防音性を持っていることや蛇腹式の給水管のように、たわみに強い性能を持っていることによって、多くの場所で活用されているものとしても知られています(キャンバスダクトとも呼ばれます)。
一般的な住宅ではクーラー用の排気口に設置することができ、実際には複数の素材のものが用意されており、現場に合わせて素材の選択が行われています。