エアコン取り付け工事用語の解説
チラーというのは、簡単に言ってしまえば、エアコンの温度を一定に保っておくための装置のことなのですが、具体的には、冷却用や温熱用の媒体となるもの(一般的には「冷媒」と呼ばれている)の液温を循環させながら管理する、という仕組みに拠っているもののことを言います。
この装置は主として冷却用に用いられているために、その名の通りに「chiller=冷やすためのもの」と呼ばれているわけなのですが、この冷媒による装置は現在のエアコンがそうであるように、冷却用としてのみではなく温熱用にも用いられている冷暖両用であるために、その温度領域は様々となっているのです。
チラーユニットの原理
内部構造は、冷媒と呼ばれているフロンを用いた冷凍機と、水を循環させている水回路とから構成されているものとなっていて、このフロン冷媒と水が冷却器を通して熱交換を行う、という仕組みになっているわけなのですが、この場合の冷却方式としては、空冷式のものと水冷式のものとがあります。
同じ温度の中でエネルギーの授受により、その姿を変えます。高温であることで、使用する用具の選別が重要なポイントとなります。劣化についても配慮すべきです。また取扱いには充分な注意が必要です。
お役立ち情報
構造・仕組み
エアコンはチラーという冷却装置を用いて、元々は冷房を行うための装置(クーラー)であったものが、現在では冷暖両用の空調を行うための装置として一般的に利用されているものです。
このエアコン、チラーという元々は冷却のための仕組みであった装置を用いて温度管理を行い、夏場は冷房を、冬場は暖房を行えるようになっているものなのですが、その基本的な仕組みはチラーの中に内臓されている冷媒と呼ばれているフロンの作用を利用して、冷却器を通して水とフロン冷媒を熱交換させることで、冷暖両用の機能を実現させているのです。
エアコンは室内の冷暖房を行うための室内機と室外機とから構成されているわけですが、この室外機に内臓されているチラーという装置には冷媒であるフロンが組み込まれていて、このフロンの気化作用を上手く利用することによって、冷暖両用の空調機能を実現しており、暑い夏場には冷房を行い、寒い冬場には暖房を行うという機能を実現しているのです。