吸込口:エアコン取り外し・取り付け工事用語集

エアコン取り付け工事用語の解説

エアコンは空気を吸って、熱交換をして冷たい空気を吐き出しています。これを吸込口といって、人間でいう口に当たります。
ここにはフィルターがあり、フィルターで埃などを絡め取り熱交換機で温めたり冷たくしたりしてその空気をファンにより吹出し口から出してフィルターが詰まると効果がうすくなることがあります。

風速など空調能力の低下

なぜそのようなことになるかというと、空気中には埃や汚れの元になる物などが含まれていて空気を吸い込む時に一緒に吸い込まれてしまうからです。 フィルターが詰まってしまうと空気をうまく吸い込めなくなり、無理して吸い込もうとするためフィルターの隙間から入ってきた空気によりその中も汚れてしまいます。

そうなると熱交換機が汚れてしまうと熱交換がうまくいかないだけでなく、劣化させてしまうこともあるためエアコンの寿命が縮んでしまいます。 またファンが汚れてしまうと風にムラがでてきたり、風の動きを作り出すことができなくなってしまうこともあります。

お役立ち情報

吸込口のクリーニングは定期的に

一年でエアコンを使う時期はたいてい決まっていますが、作業効率をよくし綺麗な空気を出させ、エアコンの効きをよくするためには掃除が必要になってきます。季節はじめなどエアコンを使い始める時には、必ず吸込口をチェックしましょう。

なぜ吸込口をチェックするかというと、エアコンはここから空気を吸い込むため一番汚れが目立ちます。この場所が汚れているのなら順にフィルターや熱交換器、ファンや吹出し口をチェックしましょう。
吸込口やフィルターが汚れている場合は風を吸い込めなくなり、熱交換器が汚れている場合は風を吸い込めなかったり通せなくなったり、ファンが汚れている場合は風にムラが出たり風の動きを作り出せなくなったりして吹出し口が汚れている場合は風量が弱くなったり風向きの調整ができなくなったりします。

このようなことになると効きが悪くなるだけでなく、電気代もかかり最悪の場合にはエアコンの故障にもつながってしまいます。 そうならないためにも日頃から掃除を行いましょう。