エアコンを取り付けるための壁の穴あけ工事とは?

みなさんのご自宅の壁には、エアコンを取り付けるための穴は開いていますか?

一般的な家庭用エアコンは「セパレートエアコン」と呼ばれ、室内機と室外機の2つに分けられます。
そして、その室内機と室外機をつなぐ配管等を通すために必要になるのが、壁の穴です。

そのため、壁に穴を開けることができなければ、一般的なエアコンは取り付けることができません!

それでは、家の壁にエアコンの穴がない場合はどうすればいいのでしょうか。

このページでは、エアコンを取り付けるための穴あけ工事の料金や、穴の位置を選ぶ時のポイントについてご紹介していきます。
これからエアコンの取り付け工事を考えている方は、ぜひ参考にしてください!

エアコン取り付け工事の穴開け費用

エアコン用の穴あけ工事にかかる料金

一般的なエアコン工事業者では、木造の壁に穴あけ工事を行う場合は、追加費用はかかりません。
壁の穴あけ工事は、エアコン取り付けの標準工事に含まれているからです。

<エアコン取り付け標準工事の内容と手順>

  1. 配管パイプ用の穴あけ(木造1箇所のみ無料)
  2. 室内機の設置
  3. 配管パイプの取り付け
  4. 室外機の設置
  5. 真空引き(ポンプダウン)作業
  6. 試運転

また、エアコン取り付け工事の費用について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

▼関連記事
エアコン取り付け工事の費用相場と施工内容

しかし、木造以外の壁に穴あけ工事を依頼する場合、壁材の種類によって以下のように別途料金がかかります。

【エアコンの穴あけ工事の1ヶ所あたりの費用(目安)】

ALC穴あけ工事 ¥5,000~
タイル・レンガ穴あけ工事 ¥11,000~
コンクリート穴あけ ¥22,000~

このように、木造以外の壁に穴をあけたい場合は、壁材の種類によって料金が異なり、1ヶ所ごとに別途費用がかかります。

エアコンの配管穴をあける位置

間取り図を見ながら穴をあける位置を考える

エアコンの標準的な穴の位置は、エアコンの室内機を取り付ける位置に対して右下です。
エアコンの穴には、室内から外に向かって斜めに勾配をつけてください。

エアコンの室内機で作られた排水は、壁にあけた穴を通って部屋の外へと排出されます。
勾配をつけて壁にエアコンの穴をあけることで、排水がスムーズに室外へ排出されます。

しかしエアコンの穴が室外機に対して平行もしくは上の位置にあると、排水が逆流してしまい、うまく室外へ排出されません。
その結果、室内に水漏れを引き起こす原因となります。

そのようなトラブルを避けるため、エアコンの穴は斜め下に勾配をつけ、エアコン室内機の右下に位置するようにあけてください。

なお、配管用穴はエアコン室内機の左下にあけることも可能です。
ただし、左側に開けた穴は、右側に開けた穴に比べて水の排水がしづらくなるため、水漏れの危険性が高くなります。

排水が確実に室外へ排出されるよう、エアコン室内機の右下以外にエアコンの穴をあける場合は、特に穴の勾配に注意をして穴開け作業を行ってください。

ここまでは一般的なエアコン取り付け工事で、壁に穴をあける際の注意点について説明してきました。しかし、穴あけ工事の内容は、エアコンを取り付ける家屋の状況によって異なります。

ここからはお客様から頂く、よくある質問をご紹介していきます。

壁にエアコン用の穴をあけないでエアコンを取り付けたい

窓のない部屋にエアコンを取り付けたい人のイメージ

家屋によっては、賃貸なので壁に穴を開けられない、新築したばかりで壁に穴を開けたくないなど、エアコンの配管用の穴開けが難しい場合もあります。
このような場合にはどのようにして対応すればよいか、見ていきたいと思います。

窓用エアコンを設置する

新築物件などで家屋の壁に穴を開けたくないが、エアコンを設置したいという方には、窓にはめ込むタイプのエアコン(1台¥35,000~)がお勧めです。窓にはめ込むタイプのエアコンの一番のメリットは、エアコン業者による工事が不要な点です。

作業手順は①枠を取り付ける ②枠上部を引き上げる ③エアコンを取り付ける ④窓パッキンを取り付ける、の4段階で、
はさみとドライバーといった簡単な工具があれば、女性一人でも取り付けが可能です。
また一般的な家庭用エアコンのように、取り付け工事が必要ないので、取り付けの総費用が安く済みます。

窓にはめ込むタイプのエアコンのデメリットは、室外機も内蔵されているため運転音が大きい、一般的な家庭用エアコンに比べて冷房のききが弱く、電気代が約2倍かかる、窓の隙間から虫が侵入する、といった点が挙げられます。

取り付け作業の手軽さや防犯面、経済面をご自身のライフスタイルに合わせて検討してみてください。

窓パネルを設置する

窓パネルを取り付けた窓

窓パネルという窓用取り付け材を取り付ければ、壁に穴をあけることなくエアコンを設置することができます。
窓パネルのメリットは、コストがかからず約30分程度で作業が済み、壁に傷をつけないので賃貸でも許可が得やすい点です。

デメリットは、窓に窓パネルを設置するため、窓の鍵が完全に閉まらない、窓がない家屋には設置できない、という点です。

窓パネルは1,000円程度で購入が可能です。購入を検討される方は、こちらのサイトをご覧ください。

賃貸マンション・アパートの壁に穴をあけたい

賃貸マンションの壁に穴を開けるなら事前に許可が必要

賃貸物件の場合は、まず大家さんに部屋の壁にエアコン用の穴をあけてもよいか、確認を取りましょう。
大家さんの了承が得られれば、部屋の壁にエアコンの配管用の穴をあけることができます。

念のため、工事業者への作業依頼は、物件を管理する不動産業者をとおしておきましょう。
物件の管理維持上、いつ・どのように工事がなされたかといった詳細が把握できるので、退去時の原状回復の判断をする際などに役立ちます。

詳しくはこちらをご覧下さい。

▼参考記事
賃貸アパートへのエアコン取り付けは大家さんの許可が必要?3つの確認事項

新築の一戸建ての壁に穴をあけたい

穴あけ工事をする前の新築の壁

新築の一戸建てにエアコンの配管用の穴をあける際に気をつけなければいけないことは、壁内の間柱や筋交いを傷つけないようにすることです。
間柱や筋交いは、建物補強のために組み込まれているもので、傷つけてしまうと家屋の構造補強に影響が出ます。
穴あけ作業をする際は、家の設計図等を用意して間柱や筋交いの位置をしっかり確認し、間柱や筋交いを傷つけないように注意して穴あけ作業を進めてください。

間柱と筋交いとは?

『間柱』は、建物の構造補強を目的に、約450mm間隔で建物内部に組み込まれた木材のことで、『筋交い』は、建物内に斜めに組み込んで構造補強をする木材のことです。

エアコンの穴あけ工事を失敗してしまった

エアコンを取り付けるための穴あけ工事を失敗した場合は、ただちに住宅メーカーや工務店にご連絡をお願いします。
先ほどご説明したとおり、家の柱や筋交いを傷つけていた場合、家の耐久性を大幅に低下させる可能性があるからです。

穴あけ工事で失敗したら、エアコンの取り付け工事は中断し、専門家に家の状況を確認してもらいましょう。

また、エアコンの穴あけ工事は家を傷つけるリスクを伴います。
穴をあける作業は可能な限り、専門の工事業者に依頼してください。

まとめ

穴をあけた後の家

壁にエアコンの配管用の穴をあける際は慎重に行ってください。あけてしまった穴はやり直しがききません。
特に自分で穴あけ工事を行う際は、ご自宅の壁材の状態をよく確認して、間柱や筋交いに影響がないよう、穴あけ工事を行ってください。

壁の穴をあけるとその穴はやり直しがきかず、作業手順を進めるうえでも何重にも注意が必要なので、工事業者への作業依頼がお勧めです。
必要な工具の用意や穴あけ作業は全て業者が請け負ってくれるので、安全性の面や作業の仕上がりの点で確実です。

エアコンサポートセンターは、エアコンの取り付け・取り外しの経験豊富な専門業者が、家庭用エアコンの取り付け・取り外しに対応します。
エアコンの設置にまつわる疑問などにもお答えします。お気軽にご相談ください。

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エアコンのドレンホース延長とは?

エアコンの取り付けや移設工事の時に、「ドレンホースの延長が必要」と言われたことはありませんか?
ドレンホースとは、エアコン内に溜まった排水を室外の排水溝に届けるホースのことを指します。

ドレンホースは通常4mで設置できますが、室外機の位置が離れている場合には4m以上の長さが必要になります。
その結果、ドレンホースの延長工事が必要になるのです。

ここでは、ドレンホースの延長が必要となる条件や料金、ドレンホースを延長の作業手順についてご紹介したいと思います。

エアコンのドレンホース延長が必要となる条件

2色のドレンホース

ドレンホースの延長が必要となる条件は、主に以下の二点です。

  • ドレンホースが4m以上必要な場合
  • 既設のドレンホースに問題がある場合

それぞれの状況について、詳しく説明していきます。

ドレンホースが4m以上必要な場合

標準工事に含まれるドレンホースの長さは4mです。
室内機と室外機を同じ階に取り付けるなど、4m以内に収まる範囲であれば、追加費用なしでドレンホースを取り付けることができます。

しかし、室外機と室内機の設置場所が離れていると、ドレンホースの長さが足りなくなる場合があります。
その際はドレンホースを延長して、エアコンの室内機と室外機を繋ぐことになります。

既設のドレンホースに問題がある場合

すでに取り付けられているエアコンのドレンホースに問題がある場合にも、ドレンホースの延長が必要となります。

例えば、人が往来する場所に取り付けられたドレンホースです。
人が行き来する度にドレンホースを踏まれるとドレンホースの排水が上手くできずに排水が溜まり、結果として異臭を引き起こします。

正常に排水を促し、快適にエアコンを使用するためには、ドレンホースの問題箇所を切り落とし、新しいドレンホースを延長する必要があります。

エアコンのドレンホースの延長にかかる料金

ドレンホース延長工事にかかる追加費用

ここでは、エアコンのドレンホースの延長作業をエアコン取り付け業者に依頼する場合と、自分でドレンホースを延長する場合の料金について説明していきます。

エアコン取り付け業者に依頼する場合

ドレンホースを切断するエアコン工事業者

ドレンホースの延長作業をエアコン取り付け業者へ依頼した場合の料金の目安をご紹介します。
なお、この記事の金額はすべて税別価格で記載しております。

ドレンホース(1m) 660円(税込)
断熱ドレンホース(1m) 1,100円(税込)

断熱ドレンホースとは、通常のドレンホースよりも耐久性の高いホースのことを指します。

また、ドレンホースの延長工事のみを業者に依頼する場合は、出張料として2,750~3,300円(税込)ほど追加費用を求められる場合があります。

自分でドレンホースを延長する場合

ドレンホースの延長作業を行う女性のイメージ

ドレンホースの延長作業を自分で行う場合、材料や工具は自分で揃えなければなりません。必要な材料と工具は以下のとおりです。

カッター 900円~
延長ホース(3m) 500円~
ドレン用ジョイント 200円~
粘着テープ 500円~

(※2017年10月19日時点の料金です)

約2,000円台から材料の用意が可能です。
DIYショップやAmazonモノタロウといったショッピングサイトで購入できるので、エアコンの取扱説明書に記載されている型番を確認して、材料を用意してください。

ここからは、DIYでのドレンホース延長を検討している方のために、簡単にドレンホースを延長する方法をご紹介していきます。

エアコンのドレンホースを延長する方法

ドレンホースの延長作業の手順は以下のとおりになります。

【作業手順】

  1. カッターで交換箇所から数十cmほどカット
  2. カット口にドレン用ジョイントを差し込む
  3. 新しいドレンホースをつなぐ
  4. 接続ジョイントを含めて、粘着テープでしっかりと巻く

粘着テープを巻く際は、下から上に向かって巻いていきましょう。
巻き目を下向きにすることで、ホコリが溜まりにくくなるからです。

以上の作業で、エアコンのドレンホースの延長は完了です。

まとめ

正しくドレンホースを取り付けるための注意事項

ドレンホースの延長は、エアコンを長く衛生的に使用するための大切な作業の一つです。
自分で延長工事をする場合には、必要な材料や工具をそろえて、正しい手順で作業を行いましょう。

ただし、誤ったエアコン工事は、エアコンの故障を引き起こす場合もあります。
自分で作業を行うのが難しいと判断したら無理をせず、エアコン取り付け業者へ相談することをお勧めします。

エアコンサポートセンターでは、ドレンホースの延長作業だけでなく、エアコンの工事に関する質問にもお答えします。お気軽にお尋ねください。


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中古エアコン取り付け工事の費用を安くする2つの方法

エアコンの本体価格が大幅に安くなる中古エアコン。

しかし、安い価格で中古エアコン・クーラーを買えたとしても、安心してはいけません。
エアコンの取り付け費用までを安くしなければ、最終的に支払う金額は割高になるかもしれないからです!

そこで今回は、中古エアコンの取り付け工事の費用相場と、取り付け費用を安くする方法をご紹介します。
「中古エアコンを安く取り付けたい!」という方は、必ずチェックして下さい!

中古エアコン取り付けの費用

中古エアコンの取り付け工事を、業者に依頼した場合の費用相場は以下のとおりです。

中古エアコンの取り付け費用 7,700~16,500円(税込)
中古エアコンの移設・引越し費用 8,800~24,200円(税込)

しかし、エアコンの取り付け費用は、人によって大きく異なります。

これは追加工事が原因です。
ご自宅の状況によっては、標準工事の内容だけではエアコンを取り付けることができず、追加費用が必要になるのです。

中古エアコンの取り付け工事で発生する主な追加工事と、その費用相場は以下のとおりです。

配管パイプの購入費用 1mあたり3,300円(税込)
冷媒ガスの補充費用 16,500~22,000円(税込)
室外機の特殊設置 15,400円~(税込)
化粧カバーの取り付け 11,000円~(税込)
真空引き 22,000円~(税込)

それでは、中古エアコンの取り付け費用を相場よりも安くするには、どうすれば良いのでしょうか?
ここからは、中古エアコンの取り付け費用を安くする方法をご紹介していきます。

中古エアコン・クーラーの取り付け費用を激安にする2つの方法

中古のクーラーの取り付け費用を安くした人のイメージ

中古エアコンの取り付け費用を激安にする方法は、大きく分けて以下の2つです。

  • 激安の中古エアコン取り付け業者を探す
  • 自分で中古エアコンを取り付ける

それぞれの方法を、詳しくご紹介していきます。

激安の中古エアコン取り付け業者を探す

激安の中古エアコン取り付け業者を探すには、複数の工事業者の料金を比較することが大切です。

エアコンの取り付け工事費用は、工事を行う業者によって、値段が大きく異なります。
例えば、東京都で中古エアコンを取り付けるSさんの場合、エアコンの工事費用は業者によって5,000円もの差が出ました。

エアコンの取り付け費用を8000円で提示する業者と13000円で提示する業者

もしSさんが1社のエアコン業者の見積もりしか取っていなかったら、5,000円も損をしていたことでしょう・・・

そのため、激安価格で中古エアコンを取り付けるには、できるだけ多くのエアコン工事業者の料金を比べることが重要です。

しかし、複数のエアコン工事業者からエアコンの取り付け費用を聞くのは、時間も手間もかかります。

そこで、簡単に一番安いエアコン取り付け工事業者を見つけたい方は、ぜひエアコンサポートセンターにお問い合わせください。
電話一本で最大5社のエアコン取り付け業者の中から、一番安い業者がわかります。

都道府県ごとの中古エアコン取り付け業者

自分でエアコン工事業者を探したい方は、以下の中からお住まいの地域をお選びください。
あなたの地域に対応したエアコン工事業者を一覧でご紹介します。

東京都 l 千葉県 l 神奈川県 l 愛知県 l 静岡県 l 大阪府 l 京都府 l 兵庫県 l 福岡県

DIYで中古エアコンを取り付ける

中古エアコンを自分で取り付ければ、エアコンの取り付け工事費用を大幅に節約することができます。

ただし、DIYでの中古エアコン取り付け作業は、エアコン工事に必要になる工事をあらかじめ持っている方にしかおすすめできません。
エアコン工事で使う道具は高額なものもあり、すべて揃えていると、結果的にエアコン工事業者に工事を依頼した方が、割安になる可能性があるからです。

工具の費用よりもエアコン工事業者に依頼したほうが工事費用が安い場合がある

また、エアコンの取り付け工事を誤ると、エアコンの故障を引き起こすおそれがあります。

自分で中古エアコンを取り付ける場合は、必ず取扱説明書と据付説明書をよく読んで、慎重に行ってください。

▼関連記事
自分でエアコンを取り付けるために必要な14の作業

まとめ

中古エアコンの取り付け費用は、工事業者によって大きく異なります。
取り付け費用を比べる、自分でエアコンを取り付けるなどの方法で、お得にエアコンを取り付けましょう!

エアコン・クーラーの取り付け、取り外し、引越し・移設工事でわからないことがある方は、ぜひエアコンサポートセンターにお問い合わせください。
専任のコールスタッフが、無料であなたのご相談に乗ります。

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エアコンの取り付け方:4.配管のフレア加工

フレア加工は、冷媒ガスを室内機と室外機に循環させるための重要な作業です。

フレア加工が正確にできていないと、冷媒ガス漏れやエアコンの故障の原因となります。
必要な工具をきちんとそろえ、手順どおりに慎重に作業を進めてください。

フレア加工とは

フレア加工とは、配管パイプの中にある銅管の端をラッパ状に広げる作業を指します。

配管パイプとその中の銅管

エアコンの室内機と室外機をつなぐ配管パイプを正確に接続するために行います。

エアコンの配管は、フレア加工でラッパ状に広げた銅管の口でもう一方の銅管を包み、さらに上からナットで接続部分を押しつぶすことで、隙間なく接続される仕組みになっています。

フレア部分で包んで配管を接続するイメージ

しかし、フレア加工が上手くいっていないと、配管のつなぎ目に隙間ができ、そこからエアコンの冷媒ガスが漏れ出てしまいます。
その結果、エアコンの電力効率が低下してしまいます。
エアコンを正常に運転させるために、フレア加工の作業は細心の注意を払って行いましょう。

ここからは、フレア加工の作業に必要な工具をご紹介します。

エアコン配管のフレア加工で使う工具

フレア加工に使用する工具

フレア加工の作業に必要な工具は以下のとおりです。
フレア加工は繊細な作業なので、正常に使える工具を揃えた上で作業を進めることが重要です。

工具名 説明
チューブカッター 配管パイプをカットするためのツール
リーマー バリ除去のためのツール(金属用のヤスリでも代用可能)
ナット ボルトとかみ合わせて配管をつなぐ指輪上の金属部品
フレアツール 配管のフレア加工をするためのツール

フレアツールには電動タイプもあります。
労力が軽減され、効率よく作業が進められるように思えますが、意外に加減が難しく、手順に沿った作業をしても正確なフレア加工ができない場合があるようです。
DIYでフレア加工をする場合は、手動タイプの使用をお勧めします。

DIYでフレア加工をする方法

DIYでフレア加工した後の配管

自分でフレア加工をする際の作業手順をご紹介します。
ケガを防止するために、素手ではなく軍手を装着して作業に取り掛かってください。

①配管のサイズを確認する

配管の太さをチェックする

取り付けをするエアコンの配管のサイズを確認します。

フレアツールのクランプバーには、複数のサイズの配管穴があり、正しいサイズの穴に配管を取り付けなければフレア加工ができません。

家庭用エアコンの配管サイズは、基本的に2分3分2分4分の2つの種類があります。
配管の正しいサイズを把握しておかないと正確なフレア加工ができないので、フレア加工を始める前に配管のサイズを確認します。

エアコンの配管パイプについて、詳しく調べたい方はこちらをご覧ください。
▼関連記事
エアコン取り付け工事で必要になる配管パイプの3つの追加工事

②チューブカッターで銅管を水平にカットする

チューブカッターで配管を切断する様子

銅管の必要な長さ(寸法)を取り、チューブカッターで水平にカットします。
水平にカットしないと、フレア加工も歪みます。
歪んだフレアで配管を正しく接続することはできないので、正しくフレア加工できるように水平にカットしていきましょう。

カッターの回転が速かったり、回す回数が多かったりすると配管がつぶれてしまいます。
水平な切り口にするために、カッターはゆっくり回します。

③リーマーやヤスリでバリ取りをする

バリ取りに使用するヤスリ

リーマーというツール、またはヤスリなどを使って、銅管の端に出たバリを除去します。

バリがあるときれいな真円状のフレアが作れません。
エアコンの冷媒ガスを正常に循環させるために、フレアはバリのない真円状でなくてはなりません。

リーマーで取れないバリは金属用ヤスリを用いて取り除きます。
バリ除去の作業では銅管の内側に金属粉が入り込まないよう注意します。
金属粉が内側に入り込んでしまった場合は、フレアガードという専用薬剤を綿棒に染み込ませて拭き取ります。

④フレアツールのクランプバーに銅管を挟む

フレアツールのクランプバーに銅管を挟む様子

フレアツールのクランプバーに開いている穴に、銅管のサイズと出し代を確認して銅管を挟みます。

クランプバーの穴と配管の寸法が合わないと、真円状のきれいなフレアができません。
フレアが歪んだり、サイズが小さすぎたり大きすぎると正確に配管接続ができず、冷媒ガス漏れの原因となりエアコンの動作不良を招きます。

クランプバーの穴に銅管を差し込むときは、銅管が穴から少し飛び出している状態で差し込んでください。

銅管の飛び出し具合(出し代)によって、フレアの広がりの大きさが変わります。
ただし、フレアツールのメーカーによって、適切な出し代の大きさが異なります。
取扱説明書で出し代を確認してから、サイズにあったクランプバーの穴に銅管を挟みましょう。

⑤フレアツールのコーンを所定の位置に合わせて固定する

フレアツールを銅管に合わせる

銅管が差し込まれたクランプバーに、フレアツールのコーンを合わせて固定します。
コーンの固定は、真円状のきれいなフレアを作るために重要な作業です。

固定がゆるいときれいなフレア加工ができません。フレアツールのコーンを所定の位置に合わせたらしっかり固定しましょう。

⑥ハンドルを回し、銅管をラッパ状に広げる

銅管の口にフレアを作る

フレアツールのコーンを固定したら、ハンドルを回し銅管をラッパ状に広げます。

カチッと音がしたら、締め付けができた合図です。そこからさらに2~3回ほどカチカチ鳴らして締めると作業完了です。

フレアツールを外したら、配管のフレア部分を確認してください。
光沢のある真円状のフレアができていれば、フレア加工は成功です。

フレア加工後の注意点

フレア加工の作業が完了したら、最後にフレアが正しくできているかを確認してください。
その際に注意すべき点は以下の3点です。

①フレア加工後のカット面が垂直になっているか

フレア加工をした後の配管の切り口

フレア加工後、銅管のカット面は垂直になっているでしょうか。
フレアと接続する配管のボルトと正確にかみ合わせるために、銅管のカット面は垂直でなくてはなりません。

②フレアの大きさは適切か

フレアの大きさが配管の接続に適した大きさであるか確認しましょう。
フレアが小さいと正しい配管接続ができず、冷媒ガスが漏れます。
また、反対にフレアが大きすぎるとナットが通らないので、配管のボルトと接続ができません。

小さすぎるフレアと大きすぎるフレア

③バリや傷・割れがないか

出来上がったフレアにバリや傷、割れがないかを確認します。
バリや傷、割れがあるフレアは、冷媒ガス漏れやエアコンの機能障害につながるので、配管接続には使えないからです。

フレアのバリ、傷、割れのイメージ

フレア加工に失敗したら、また銅管の端をチューブカッターで切り落とし、再度フレア加工を行って下さい。
フレア加工を誤った状態でエアコンを取り付けると、エアコンの冷媒ガスが漏れ出す可能性があるからです。

また、フレアはバリだけでなく、ホコリといった異物が入り込むことも厳禁です。
フレア加工はホコリが立たず、雨風の影響を受けない環境を確保して行いましょう。

ではフレア加工が完了した方は、完成したフレアを室内機の配管と取り付けましょう。

エアコンの取り付け方:3.据付板の設置

エアコンの室内機を取り付けるために、壁に据付板を固定していきます。

据付板とは、「背板」と呼ばれる金属製の板のことです。室内機は据付板に引っ掛けて壁に取り付けられるので、室内機を設置する位置を決める際、非常に大切な作業となります。

ここでは、エアコンをより快適に使うための、据付板の取り付け方をご紹介していきます。

据付板の寸法を決める

家庭用エアコンの据付板は、天井から最低5㎝以上、左右5㎝以上、窓や梁から3㎝以上空けて取り付けなければいけません。

エアコンの室内機と、壁・天井との間にスペースがないと、室内機が周りの空気をスムーズに取り込むことができず、電力効率が下がってしまいます。
また、室内機の設置場所が壁や天井に近いと、点検や修理等がやりづらくなるデメリットもあります。

まずはエアコンの据付板の寸法を確認して、上記の条件を満たす場所が室内のどこにあるか確認しましょう。

エアコン据付板の取り付け位置の注意点

据付板を取り付ける位置

据付板の位置を決めるためには、以下4つのポイントがあります。

  1. 配管穴は室内機よりも下の位置にする
  2. エアコン専用コンセントまで、エアコンの電源プラグが届く位置にする
  3. 水準計を使って据付板が平行であることを確認する
  4. 火災報知機よりも1.5m以上離れた場所に取り付ける

それではこの4つのポイントについて、詳しく見ていきたいと思います。

①配管穴はエアコン(室内機)よりも下の位置にする

室内機の下の配管穴

エアコンの配管穴はエアコン本体よりも下の位置になければなりません。
そうしなければ、室内機で作られた排水を正しく部屋の外に排出することができないからです。

その結果、溜まった排水からカビ・異臭が発生したり、排水や雨水の逆流によって室内機から水漏れが起きたりする可能性があります。

このような理由から、排水を上手く促し、エアコンを快適に利用するためにも、据付板を取り付けるときは、配管穴はエアコンよりも下の位置になるようにしましょう。

②エアコン専用コンセントまでエアコンの電源プラグが届く位置にする

エアコン専用コンセント

据付板は、エアコン専用コンセントとエアコンの電源プラグが届くように取り付けます。

エアコンは、専用コンセントに直接電源プラグをつながないと動作不良を引き起こす可能性があるからです。
エアコンは消費電力が大きいため、延長コードなどを使用して接続すると、漏電や火災が起こる恐れがあるのです。

エアコンは消費電力が大きいため、コード類の改造や不適切な修理、接続(ねじり接続 や延長コードとの接続等)を行うと、その場所で異常に発熱し、火災に至ります。

(出典:www.nite.go.jp

安全・確実にエアコンに電気を供給するために、据付板はエアコン専用コンセントまで電源プラグが届く位置に設置しなくてはなりません。

③水準計を使って据付板が平行であることを確認する

水準計でエアコンを水平に取り付ける

据付板は床に平行に取り付けましょう。
床と平行に取り付けられていないと、水漏れを起こす可能性があります。

先ほど説明したとおり、エアコンの室内機では排水が作られ、その排水は配管穴を通って部屋の外に排出されます。
しかし目視で取り付けると据え付け板が傾く場合があります。
するとエアコン本体も傾くので正しく排水できなくなるため、結果として水漏れを引き起こす場合があるのです。

水漏れを起こさないため、据付版を取り付ける時は、必ず水準計を使って水平であることを確認してから取り付けましょう。

④火災報知機よりも1.5m以上はなれた場所に取り付ける

火災報知機

エアコンを取り付ける際は、火災報知機から1.5m以上離れた場所に取り付けます。

室内機と火災報知機の間に一定のスペースを取って設置しないと、エアコンの風の影響で、火災報知機が煙を正確に感知できない場合があるからです。
火災報知機が煙を探知できないと、火災などの大きな事故の原因となります。

据付板は報知機から1.5m以上離れた場所に取り付けましょう。

エアコンの据付板をネジで壁に取り付ける

据付板をネジで壁に固定する様子

エアコン据付板を取り付ける位置が決まったら、壁に据付板を固定していきましょう。
水準計を使って、水平かどうかを確認しながら、電動ドリルネジ(ビス)で据付板を壁に取り付けてください。
据付板の外周に近い穴に、5本以上のネジを取り付けて固定します。

ただし、一部の壁材は、通常のネジだとエアコンの重みに耐えられないことがあります。

ここでは、特殊な材質の内壁を持つお宅ではどのように据付板を設置するのか、その取り付け方法についてご紹介します。

石膏ボードの場合

石膏ボードの壁

石膏ボードの場合は、ボードアンカーという特殊ねじを取り付けてから据付版を取り付けます。

一般的なビスを石膏ボードの壁に取り付けた場合、ビスは引っ張るだけで簡単に抜けてしまうので、エアコンを固定する強度がありません。
エアコンの落下を防ぐために、石膏ボードの場合はビスを取り付ける前に、必ず石膏ボード用アンカー(4つ割れがお勧め)という特殊ねじを壁に差し込んで強度を確保して下さい。

ボードアンカーを壁に取り付けたら、据付板をボードアンカーの上に当てて、さらにその上からビスで据付板を固定します。

コンクリートの場合

コンクリート製の壁

コンクリートの場合は、アンカーを打ち付けてから据付版を取り付けます。コンクリートは硬いので、ネジを差し込むことができないからです。そのため、電動ドリルを使ってアンカーボルトを打ち込みます。アンカーボルトが壁にしっかり固定されるので、安定した状態で据付板が取り付けられ、エアコンもしっかり設置できます。

土壁・しっくいの場合

土壁に取り付けられたエアコン

土塀やしっくいなどの材質の壁には、たて桟を取り付けてから、エアコン据付板を固定していきましょう。土塀やしっくいは柔らかいのが特徴なので、一般的なビスでは強度が足りず、エアコンが落下する危険性があります。

金属でできたタテ桟(たてさん)という補強材を取り付けてから据付板を取りつけると、安全にエアコンの設置ができます。

あなたのご自宅の壁に合った方法で、据付板の固定ができたら、この作業は完了です。
次は、配管パイプのフレア加工を行っていきましょう。

エアコンの取り付け方:1. 部屋の養生をする

エアコンの取り付け工事は、部屋の養生から始まります。
エアコンの取り付け作業は脚立の上で行うため、脚立の上から工具を落としてしまった際に、床などを傷つける可能性があるからです。

徹底した養生を行い、安全にエアコン取り付け工事をしましょう!

エアコンの室内機と室外機を取り付ける場所を決める

エアコン室内機の設置場所

まずはエアコンの室内機と室外機を取り付ける位置を決めましょう。

理想的なエアコンの設置場所は、以下のページから確認してください。

なお、室外機・室内機を取り付けられるスペースがない場合、DIYでのエアコン取り付けは非常に難しいです。
室外機・室内機の設置場所がない方は、DIYでのエアコン取り付け工事はあきらめて、エアコンの工事業者に相談してください。

当社エアコンサポートセンターでは、専任のスタッフが最大5社のエアコン工事業者を比較して、一番安い業者を紹介します。
エアコンの設置場所がない方でも、プロの工事業者に任せれば、安心してエアコンを取り付けることができます!

ご相談は無料です。エアコン工事費用を安くしたい方は、ぜひご相談ください。

エアコンを取り付ける部屋の床に養生マットを敷く

床に敷かれた養生マット

エアコンを取り付ける場所が決まったら、次は養生マットを部屋の床にしいて行きます。

エアコン室外機の取り付け作業は、脚立の上に乗って行います。
そのため、脚立の脚や、脚立の上から落としてしまった工具によって、部屋の床に傷をつける可能性があるからです。

エアコンの取り付け工事を行う前に、必ず養生マットを敷きましょう。

エアコン取り付け工事でおすすめの養生マットをご紹介します。

養生マットは毛布でも代用できる

毛布の上でエアコンを取り付ける様子

ここで、「養生マットをわざわざ買いたくない!」と思った方も多いのではないでしょうか?
実は、エアコンの取り付けで使う養生マットは、毛布やダンボール、カーペットなどでも十分に代用できます。

ただし、エアコンを安全に取り付けるために、養生マットの代用品は下記の2つの条件を満たしたものにしてください。

  • 衝撃を吸収できるクッション性があること
  • マットの上に脚立を乗せたときに安定する程度の厚みであること

エアコン室内機を取り付ける位置に脚立を置く

脚立の上でエアコンを取り付ける業者

壁に配管用の穴をあけ、据付板を取り付けるために、室内機の設置場所の下に脚立を置きます。

しかし、脚立の上での工事作業は、落下などの危険も伴います。
脚立の上に乗るときには、かならず以下のポイントを確認してください。

  • 脚立が養生マットの上で安定していること
  • 開き止め金具がしっかりとロックされていること
  • 脚立の上から2~3段目に乗った状態で、室内機の取り付け作業ができる高さになること

ここまでが完了すれば、エアコンを取り付ける前の養生は完了です!

エアコン取り付け費用の相場と追加工事料金の目安

エアコンを取り付ける時に、まず気になるのがエアコンの取り付け費用。
「エアコンを取り付けるにはいくらかかるの?」、「料金相場はどれくらいなの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、実際にエアコン取付工事を行ったお客様からのアンケート結果をもとに算出した、エアコン取り付け工事費用の相場と目安をご紹介します。

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エアコン取り付け費用の相場と目安

エアコン取り付けの標準工事費用の相場をご紹介します。

エアコン取り付けの標準工事費用は、エアコン工事を行う業者によって異なります。
エアコン工事の価格設定は、工事業者によって大きく異なるからです。

下記でご紹介する費用相場は、エアコンサポートセンターにご相談を頂いた方の工事費用をもとに算出しております。
あなたに合ったエアコン取付工事を選んで、相場料金を確認してください。

エアコン取り付け費用の内訳

上記では、エアコン取り付けの標準工事の費用を紹介してきました。
しかし中には、上で紹介した費用相場よりもはるかに高額な料金がかかってしまう方もいます。

これは、エアコン取り付けの追加工事が原因です。
エアコンの追加工事とは、標準工事の内容だけではエアコンを取り付けられない場合に、必要となるオプション工事を指します。

  • 標準工事費用・・・エアコンを取り付けるために必須の基本料金
  • 追加工事費用・・・標準工事だけではエアコンを取り付けられない場合のオプション料金

標準工事費用と追加工事費用の合計が、エアコン取り付け工事の料金になる

上記の2つの費用の合計が、エアコン取り付け費用になります。

それでは、エアコン取り付けの主な追加工事をご紹介します。

エアコン取り付けの追加工事の料金目安

エアコン取り付け工事で発生する主な追加工事と、その工事は必要になる条件は以下のとおりです。

追加工事の名前 工事が必要な条件 費用の目安
配管パイプの交換 中古エアコン移設の際に、配管パイプの再利用ができない場合 1mあたり3,300円~(税込)
配管パイプの延長 エアコンの室外機と室内機をつなぐ配管パイプが4m以上必要な場合 1mあたり3,300円~(税込)
エアコン専用コンセントの増設 部屋にエアコン専用コンセントがない場合 17,820円~(税込)
100V⇔200Vの電圧変換工事 部屋の対応電圧とエアコンの電圧とが異なる場合 3,300円~(税込)
エアコン専用コンセントの形状交換 部屋のエアコン専用コンセントの形状と、エアコンの電源プラグの形状が合わない場合 3,300円~(税込)
室外用化粧カバーの取り付け 室外機側の配管の劣化を防ぎたい場合 11,000円~(税込)
室内用化粧カバーの取り付け 室内機側の配管パイプ周りの見栄えを良くしたい場合 11,000円~(税込)
冷媒ガスの補充 中古エアコンの冷媒ガスが漏れている場合 15,400円~(税込)
室外機の特殊設置 室外機を地面がベランダに置くことができない場合 15,400円~(税込)
ドレンホースの延長 ドレンホースが4m以上必要な場合 1mあたり550円~(税込)
配管用の穴あけ工事 家の壁に配管用の穴が開いておらず、壁の材質が木材以外の場合 12,980円~(税込)
隠蔽配管へのエアコン取り付け 隠蔽配管の壁にエアコンを取り付ける場合 6,600円~(税込)
室内機の壁掛け用金具の取り付け 室内機を取り付ける壁の材質が木材・モルタル壁以外の場合 1,100円~(税込)
真空引き 標準工事に真空引きが含まれていない業者にエアコン工事を依頼する場合 22,000円~(税込)

家電量販店のエアコン取り付け費用

新品エアコンを家電量販店で購入する方は、家電量販店からエアコンの取付工事を依頼することもできます。

ただし、エアコン取り付けにかかる費用は、家電量販店ごとに異なります。
家電量販店別のエアコン取り付け料金の目安は以下の通りです。

追加工事の名前 工事が必要な条件
ヤマダ電機 ~3.6kW:9,515円
3.7kW~4.0kW:14,286円
4.0KW以上:17,143円
ヨドバシカメラ 9,800円~
ビックカメラ 6~12畳用:9,800円
14畳以上:14,500円
ケーズデンキ ケーズデンキのエアコンは工事費込みの価格で販売されているため、追加の工事費用はかかりません。
ジョーシン 12畳用まで:10,000円
14畳用まで:15,000円
16~18畳用:18,000円
20~30畳用:24,000円
エディオン 12,200円~

※上記の金額は、家電量販店が運営するオンラインショップでエアコンを買った場合の目安料金です。
店舗でエアコンを買った場合の工事料金とは異なる可能性がございます。

取り付け工事費込みのエアコンの相場

家電量販店の店舗などでは、取付工事費込みのエアコンが多数販売されています。

工事費込みのエアコンとは、本体価格にあらかじめエアコン取り付けの費用が含まれているエアコンを指します。
そのため、工事費込みエアコンを購入する場合は、追加で取り付け費用を支払う必要がありません。

工事費込みエアコンとは

工事費込みエアコンの販売価格の相場は以下のとおりです。

部屋の目安サイズ 料金目安
6畳用 66,000円~(税込)
8畳用 71,500円~(税込)
10畳用 84,590円~(税込)
12~18畳用 102,300円~(税込)
20~26畳用 175,010円~(税込)

※上記の金額は、2017年8月22日時点の【エアコンお買い得ドットコム】の料金をもとに記載しております。

都道府県別のエアコン取り付け費用相場

エアコンの取り付けにかかる費用は、工事を行う地域によっても異なります。
エアコン工事業者の多くが地域密着で営業を行っており、それぞれの業者によって価格設定も異なっているからです。

各都道府県のエアコン工事業者と、その工事費用をまとめました。
お住まいの地域のエアコン取り付け費用を調べるための参考にしてください。

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