エアコンの取り付け方|元エアコン工事業者が教える10の作業

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新しいエアコンを買ったり、エアコンの引越しをしたりするときに必要になるのがエアコンの取り付け工事。
節約のためにも、「DIYでエアコンを取り付けたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、エアコンの取り付け工事は手順を間違えると、エアコンの故障や動作不良を引き起こす可能性があります。
そのため、自分でエアコンを設置するならば、1つ1つの手順を確実に行うことが大切です。

そこで今回は、元エアコン工事業者の監修のもと、プロの業者が行うエアコンの取り付け方を10個の作業にまとめました。
「自分でエアコンを取り付けられるのか確かめたい」、「DIYでエアコンを取り付ける方法を知りたい」という方は、この記事を読んでエアコンの取り付け方をしっかり覚えておきましょう。

エアコン取り付け工事に必要な工具・部材

モンキーレンチとネジ

エアコンを取り付けるには、合計で16種類の工具と8種類の部材が必要になります。

しかし、一部の工具は高額です。
そのため、工具を持っていない人は、エアコン業者に取付工事を依頼したほうが、費用を安くおさえることができる場合もあります。

エアコン取り付け工事は、必要な工具・部材をすべて取り揃えてから始めていきましょう。

エアコンをDIYで取り付けるための10個の作業

エアコンの取り付け手順は以下の10個のステップに分けられます。

エアコン取り付け工事の手順

  1. 部屋の養生をする
  2. 壁に穴をあける
  3. 据付板の取り付け
  4. 配管パイプのフレア加工
  5. 室内機に配管パイプ・ドレンホース・電線を取り付ける
  6. 室外機側の配管取り付け
  7. 真空ポンプを使って真空引き
  8. 室外機側の電線の接続
  9. パテ埋め
  10. 試運転

ここから、エアコンの取り付け方を手順ごとに、詳しく説明していきます。

ただし、エアコンの取付工事には一部専門的な作業が必要になります。
自分でエアコンを取り付ける場合には、各メーカーが発行する据付工事説明書と取扱説明書を必ず読み、慎重に行って下さい。

1. 部屋の養生をする

養生マットの上に乗せた脚立

エアコン取り付け工事を始める前に、まずは部屋の中を養生マットで保護します。

エアコンの室内機の取り付け作業は、主に脚立の上で行います。
そのため、脚立の重みや工具の落下によって、部屋の床を傷つけないように、必ず養生を行ってください。

2. 壁に穴をあける

コアドリルで木造の壁に穴をあける様子

エアコンの室外機と室内機をつなぐ、配管パイプなどを通すための穴を壁に開けます。
専用のコアドリルを使って、家の柱や梁を避けながら、配管穴をあけていきましょう。

3. 据付板の設置

据付板を壁に取り付ける様子

室内機を壁に取り付けるために、据付板(背板)と呼ばれる金属板を壁にネジで固定します。

据付板が傾いていると、室内機から水漏れが起きる可能性があります。
水平器を使って、据付板が床に対して平行かを確かめながら取り付けましょう。

4. 配管のフレア加工

フレア加工後の配管

フレア加工とは、配管の接続部をラッパ状に広げる加工のことを指します。
フレアツールを使って配管の先を広げます。

フレア部分が欠けたり、曲がったりしている場合は、配管の端を切り落として、フレア加工をやり直してください。
フレア加工に失敗した配管を接続した場合、接続部から冷媒ガスが漏れ出すおそれがあります。

5. 室内機に配管パイプ・ドレンホース・電線を取り付ける

室内機と配管パイプを接続する様子

室内機本体に収めてある配管パイプと、部材で購入した配管パイプを接続します。
そして室内機の端子台に電線をつないだら、室内機を壁に取り付けた据付板に引っ掛けます。

据付板が壁にしっかりと固定できていない場合、室内機が落下する危険性があります。
室内機を壁にかけるときは、慎重に手を離して、室内機を落とさないようにしてください。

6. 室外機側の配管取り付け

配管にテープを巻く作業風景

配管パイプには太い管と細い管の2種類があります。
配管パイプのフレア加工部分を押しつぶすようにしながら、室内機側と室外機側の配管をトルクレンチで締めて接続します。
接続が完了したら、ドレンホース・電線・配管パイプをまとめて、配管テープで巻き上げます。

7. 真空ポンプを使って真空引き

真空ポンプとゲージマニホールド

真空引きとは、エアコンの内部や配管パイプ内を真空にして、水分やゴミを取り除く作業を指します。
室外機のサービスポートに真空ポンプとゲージマニホールドをつなぎ、30分ほど真空ポンプを運転させます。

真空引きを行うことで、エアコンの電力効率の低下を防ぐことができます。

▼関連記事
エアコン取り付け工事の真空引きは必要なの?

8. 室外機側の電線の接続

取り付けられた室外機

室外機のサービスポートに電線を接続します。
このとき、室内機側の電源プラグがコンセントに刺さっていないことを確認してから、電線接続を行って下さい。

9. パテ埋め

パテで埋められた壁の穴

壁に開けた配管穴のすき間を、粘土状のパテで埋めていきます。
パテ埋めをすることで、配管穴からの雨風・害虫の侵入を防ぎます。

10. 試運転

クーラーの試運転をする様子

最後に、エアコン・クーラーの冷房運転を行って、エアコンが正しく取り付けられているかを確認します。

この時に室内機の内部に水を注ぎ、部屋の外のドレンホースから排出されるかどうかをチェックしましょう。
ドレンホースの接続に失敗していると、接続失敗の箇所から水漏れが起こります。

ここまでで問題がなければ、エアコンの取り付け工事は完了です!

エアコンを自分で取り付ける方への注意

素人が自分でエアコンを取り付けるのは危険

ここまでは、エアコンを自分で取り付ける方法をご説明してきました。

しかし、基本的には素人の方がDIYでエアコンを取り付けることはおすすめできません。
エアコンの取付工事に失敗すると、エアコンの故障を引き起こしたり、家に傷をつけたりする可能性があるからです。

エアコンの取り付け工事には、専門技術が必要となる場面が多々あります。
上記の手順を読んで、「自分には難しいかもしれない・・・」と思った方は、無理せずエアコン工事業者に相談してください。

当社エアコンサポートセンターでは、エアコン取り付け工事の料金を安くしたい方のために、無料で工事業者の価格比較を行っております。
一番安いエアコン工事業者を探したい方は、お気軽にご連絡ください。

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エアコンの追加部品を自分で取り付ける方法

DIYで追加の部品を設置する

ここまでは、エアコン取り付け工事の基本的な作業手順をご紹介してきました。

しかし、一部の方はエアコンをより快適に使うために、追加部品を自分で取り付ける場合もあります。

エアコンで起こる様々なトラブルを解決する、主な追加部品と取り付け方をご説明します。
さらに快適にエアコンを使いたい方は、ぜひ参考にしてください。

逆流防止弁・エアカットバルブの取り付け方

マンションなどの高層階にエアコンを取り付ける場合、ドレンホースからポコポコと水の音がする場合があります。
この騒音を防ぐのが逆流防止弁(エアカットバルブ)です。
ドレンホースの先に逆流防止弁をかぶせて取り付けます。

化粧カバーの取り付け方

化粧カバーとは、配管パイプの上にかぶせる樹脂製の保護カバーのことを指します。

化粧カバーは大きく以下の2つに分けられます。

  • 室内機用化粧カバー・・・室内機側の配管の見栄えを良くする
  • 室外機用化粧カバー・・・配管の見栄えを良くする、配管の劣化を防ぐ

化粧カバーの取り付けは、基本的に配管を室内機・室外機に取り付ける前に行います。
家の壁にあらかじめ化粧カバーの土台を固定し、配管パイプを土台の上に乗せてから、化粧カバーをかぶせて取り付けます。

しかし、この方法では取り付け工事完了後のエアコンに化粧カバーを取り付けることはできません。
そこで使用するのが後付用の化粧カバーです。
化粧カバーを後付けする方法は、以下のページをご覧ください。

▼関連記事
化粧カバーを後付する方法

以上がエアコンの追加部品の取り付け方です。

まとめ

エアコンの取り付け方は、以下の手順になっています。

  1. 部屋の養生をする
  2. 壁に穴をあける
  3. 据付板の取り付け
  4. 配管パイプのフレア加工
  5. 室内機に配管パイプ・ドレンホース・電線を取り付ける
  6. 室外機側の配管取り付け
  7. 真空ポンプを使って真空引き
  8. 室外機側の電線の接続
  9. パテ埋め
  10. 試運転

ただし、エアコンの取り付け工事には、専門の技術が必要になります。
工事作業に不慣れな方は、エアコンの取付工事は工事業者に依頼するようにしてください。

エアコンサポートセンターでは、エアコン工事業者の一括見積もりサービスを提供しています。
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