エアコンは暑い夏を快適に過ごすための必需品です。
取り付け工事の予定を控えている、という方もいらっしゃるかもしれません。
もし、エアコンの取り付け工事でミスがあったとき、どのように対応すればよいかご存知ですか。
特に新築の家をお持ちの方は、取り付け工事が失敗したとき、どのように対処し、どこに相談すればよいか気になるのではないでしょうか。
今回は、エアコンの取り付け工事でミスが発生した際の対処法について見ていきます。
ぜひこの記事を、施工トラブルに対応する際の参考にしてください。
エアコン取り付けのトラブル事例
エアコン工事に関しては、下記のようなトラブルの声が寄せられています。
この度、家を新築購入しました。
エアコンを〇〇〇電機で購入したのでそのまま工事もお願いしましたが、
工事業者のミスで筋交い？にビスをうってしまったことにより、外壁が割れてしまいました。補修するか、外壁を張り替えるか迷っています。
その際の損害賠償請求の方法と迷惑料（慰謝料）、今後水漏れなどした場合（今回の外壁を割ったことによる）の保障などは
どのようにしてもらったらいいんでしょうか。新築で建てた念願のマイホームを引渡ししてたった1日でこんなことになり大変ショックを受けています。
無知ですみませんがご回答よろしくお願いします。
他にも、「筋交いに穴を開けられた」「水が漏れてきた」といったトラブルも確認されているようです。
工事によってトラブルが発生した場合、速やかかつ納得のいく解決をしたいものです。
では、トラブル解決のためにどのような相談先があるのか、また工事にとりかかる前にどのような点に注意すればよいのかを見ていきます。
エアコンの取り付け工事ミスの相談先
工事ミスの保証に関して、業者と納得のいく話し合いができない場合は、下記に相談してみましょう。
- 弁護士
- 国民生活センター
賠償など、法律に則った解決を求める場合は、弁護士への相談となります。
弁護士ドットコムは日本最大級の法律相談ポータルサイトです。
無料の法律相談や、地域や分野別で弁護士や法律事務所を探す検索システムなど、法律トラブルの解決をサポートするコンテンツが充実しています。
弁護士探しに困った場合は、このようなサイトを参考にしてみてください。
国民生活センターは、商品やサービスなど、消費生活全般に関する苦情や問合せなどを受け付けている行政法人です。
消費者からの相談を専門の相談員が受け付け、公正な立場で処理にあたっています。
消費者ホットライン118（局番なし）で無料の相談が受けられます。
施工トラブルは、弁護士へ相談を依頼すると法的効力が期待できますが、費用も時間もかかります。
賠償を求める裁判に発展すると、さらに費用と時間がかかる可能性があるので、その旨心得ておく必要があります。
エアコン取り付けで事前にトラブルを避けるためのポイント
エアコン工事は本来ミスなく完了すべきものですが、万が一に備えて事前に対策を取っておくと、トラブルが発生した際、速やかに対応できます。
トラブルを避けるための具体的なポイントを見ていきましょう。
工事保証の内容を確認する
多くのエアコン工事業者は、工事のトラブルに備えて約1年～数年の「工事保証」を設けています。
自社施工によるエアコンの不具合や家屋を損傷した場合などの事態に、保証期間であれば対応してもらえます。
業者によって保証期間や保証内容が異なるので、工事を依頼する前に確認しておきましょう。
業者と工事内容について打ち合わせをする
工事を依頼する際は、業者と一緒に作業内容を確認して共通理解を図ります。
双方が納得しているので施工がスムーズです。
施工を業者に丸投げにしてしまうと、後になって仕上がりに疑問が生じたり、トラブルに発展したりするということにもなりかねません。
問題のない施工を行うために、事前に工事内容についてすり合わせておきましょう。
まとめ
エアコン工事を滞りなく進めるために、下記の点を押さえるとよいでしょう。
- 工事保証の内容を確認する
- 施工前に業者と共通認識を図る
万が一に備えて、トラブルが生じた際の相談先も考慮しておきましょう。
エアコンサポートセンターでは、高い技術を持つ施工業者をご紹介しています。
ご相談は土日も受け付けています。
エアコンの取り付け・取り外しの工事をご検討の際は、お気軽にご相談ください。